2023年度
2023年度 7月の審判トレセン
7月23日 徳島県サッカー協会会議室で、今年4回目の座学研修が実施されました。
今回の取り扱いテーマは、競技規則(第1〜17条、主審の任務、熱中症や試合中のケガについての対処他)でした。
研修会場には、初めて参加する女子審判員の姿もあり、インストラクターからはテーマに沿ってテスト形式で競技規則の内容を復習しました。また、笛で試合を止めた際の再会方法についても学んで頂きました。
研修の最後では、審判員のシグナル(副審編)についての実技指導をしました。
(試合中に審判員は手や旗を用いて様々な合図を送っています。シグナルとは、主審やその他の審判員が行う身体的な合図のことで、手や腕、もしくは旗を動かして、主審であれば笛を用いて行うものです。)
参加者各自に試合中に副審が使用する旗(フラッグ)について、シグナルの仕方について指導しました。まず、副審がシグナルするのはどんな時かを知り、実際に主審に送るシグナルについて実践してもらいました。「旗を上げる」と一口に言っても実は細かなフラッグテクニックがあります。例えば、通常は副審の旗は主審に近い左手で持ち、常に広げた状態で主審に見えるようにしています。また、伸ばした腕の延長になるよう旗を上げる、シグナルするとき主審とアイコンタクト(目で確認)して旗を上げる等、シグナルするタイミングは判定の説得力や審判員のチームワークにつながります。
今回の研修も参加者からインストラクターへの質問が飛び交う学びの時間となりました。
審判トレセンを受講していただくことで、サッカー経験者でなくても、競技規則や映像を使った研修で学び、試合で審判員として活動ができるようになっていきます。練習試合での実技研修も開催予定です。実際の試合時にもインストラクターの指導を受けられるので、安心して自分のペースで上達していけます。