2023年度
2023年度 10月の審判トレセン
10月22日 本年度7回目の審判トレセンを開催しました。
今回は渦潮高校グランドで、四国女子サッカーリーグにご協力いただき実技研修を実施しました。
研修の場として、公式戦後のトレーニングマッチをお借りしました。
これまでの座学研修での学びを、実際に試合の場でインストラクターからの指導受けながら経験して頂きました。
参加者には、ピッチ確認や70分前のマッチミーティング、審判員の試合前打合せを経験して頂きました。
審判経験の少ない研修生にとっては、トレーニングマッチとはいえ、実際に試合している選手の動きに合わせて審判員として動き、瞬時に判断を下すことは想像をはるかに超える緊張感だったと思います。
初めて審判服着用の研修生の姿もあり、試合中は研修生の動きにインストラクターが付添いしながら指導する場面もあり、コミュニケーションを取りながらの実技研修となりました。
研修生は、各自が目標を持って試合の場に立ち、インストラクターから試合中の動きについてフィードバックを受けて自らの学びへと変えてくれていました。
今回研修生には、実際の試合当日の会場到着から試合終了までの審判員の流れを知って頂きました。
審判員はほとんどの場合で、試合開始の90分前には試合会場に入ります。選手と同じくらいの時間帯に会場に到着してます。
試合ピッチの確認や試合前に行われるマッチミーティングに参加したり、試合前のウォーミングアップを行うためですが初めて知って驚くこともあったようです。
*マッチミーティングとは、マッチコミッショナーを中心に試合開始70分前に行われるミーティングのことです。両チームの監督や実行委員、運営、審判団が参加します。参加者全員で当日の試合を作り上げるという意味も込めて、互いの自己紹介と挨拶から始まります。試合のタイムスケジュールや、細かい事象確認(給水タイムなど)を確認していきます。
審判トレセンを受講していただくことで、サッカー経験者でなくても、競技規則や映像を使った研修で学び、試合で審判員として活動ができるようになっていきます。
練習試合での実技研修も開催予定です。実際の試合時にもインストラクターの指導を受けられるので、安心して自分のペースで上達していけます。